なんもわからん個人事業主(せどり・転売・越境EC)が可能な限り安く青色申告を行ってみる 商工会議所編 第1話

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投機ねこ
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こんにちは、投機ねこです。副業でガッツリ利益を出してしまいました。やったぜ! で済めばいいんですが、あれがセットでついてきますね。国民の3大義務の一つ「納税」です。個人事業主なので納税=確定申告な訳ですが。本を一読して「よっしゃ頑張って記帳するぞ!」 と意気込みますが、ややもすれば、「あれ?でなにからやればいいんだっけ?」となります。どう実践に落とせばいいのかわからず筆が進まなくなる・・・このブログではそんな「なんもわからん個人事業主がどうやって青色申告やっていくか」そして「可能な限り安く」を元に実体験をベースにまとめていきます。

自分のレベルについて

前提条件で読者層も変わるかと思うので、自分のレベル感を先にお伝えしておきます。

サラリーマンかつ個人事業主になります。外資系なので会社から降ってくる株の確定申告のために税務署に行ったりしたことはあります。

FP3級をパラパラ読んで、税金のイメージがある程度あるぐらいの基礎知識があります。

例えば税金には国税と地方税がある、自分で直接納める直接税と間接税がある、所得には色々種類があり、個人事業主の所得は会社の所得と合算され計算される、などのことなどがぼんやりとわかっています。

今まで会計などには触れたことはありません。なので、個人事業主として何をまとめていけばいいのかなどはまったくわかっておりません。

こんな感じの状態から体験的にどう行動していったのか、最終的に青色申告は出せるのかというところまでブログに書いていきたいと思います。

税理士には頼りたくない!

あまりお金をかけたくないので税理士は雇いたくありません。毎年税理士費用がかかるというのも嫌ですし。それに自分で会計を覚えれば、株式投資などにも活かせそう!

なのでこのブログでは有償の税理士には頼まず、国や機関が用意してくれている色々な機会を利用して格安で確定申告をやろうと思います。

さっそく色々相談してみた

さっそく税務署に色々ヒアリングした結果、青色申告会と商工会議所に電話相談をしてみました。またMoneyForwardにもメールで青色申告のやり方がわからないので教えてくれないかと相談してみました。

MoneyForward から先に言っておくと、そうした質問は税理士にしてくれとのこと(まあそうですよね)。なのでMoneyForwardの「税理士紹介サービス」を利用して税理士に相談できるかさらに問い合わせをしました。

結果としては以下のようになりました。

とりあえず青色申告したいと相談してみたら
  • 青色申告会 : 前提として2万いくらか会費を払って会員にならないと相談できない
  • 商工会議所 : 青色申告の基礎がわからない、記帳がわからないということで、住所を管轄する商工会議所の記帳サポート部門に案内 記帳サポートは無料で相談にのってくれる
  • MoneyForwardの税理士紹介サービス : あくまでも最初は30分ぐらいを目処に話を聞き、税理士と契約するかを決めていただいてから、青色申告のサポートをする

商工会議所がとってもよい対応をしてくださいました。それ以外は有料そうだったので、これにより商工会議所を頼りながら、青色申告を進めていくことで決定しました。

商工会議所での相談

早速、自宅のエリアを管轄する商工会議所に予約を取り、電話で相談した次の日に足を運びました。

無料で行っている手前、あまり手厚いサポートは期待していなかったのですが(失礼すぎる)、担当者の方は真摯に基礎の基礎から色々なことを教えていただきました。

相談時間は1時間ほどで、その場をあとにしました。

商工会議所の記帳サポート部門の無料相談で得たもの

正直に言えば、この時点では青色申告に向けて、まだ具体的な行動が起こせるところまで落ちてきている感覚はありませんでした。

具体的にやってくれたのは本当に基礎的なパンフレットを用意して、それを一緒に読み合わせてくれただけです。ただ、そこの場所でいままで聞きかじってきた理解が正しいのか質問を繰り返し、記憶の裏打ちをできたのがかなりプラスになりました。

付け加えて、以下にリストアップしましたが、非常に価値のある情報や気付きを与えてくれました。

無料で税理士相談ができる機会

帰り際に頂いたパンフレットの中に商工会議所で2週間に1回程度、弁護士や税理士、弁理士などの方が訪問しており、相談にのってくれていることが記載されていました。無料で税理士相談ルートを発見できたのです。

何を相談するかも未確定のまま、早速税理士の予約を次の週の平日に運良く空いていた1時間枠のコマに入れていただきました。

記帳サポート部門の担当者の名刺ゲット + 無料で電話相談可能に

記帳サポートの方と話をすることで、自分がどのようなビジネス(せどりや越境EC、転売など)をやっているのか、どうやって商品を仕入れて、売っているのかなどを詳細にお伝えできました。

これにより記帳サポートの担当者様が事業概要を理解いただいたので、もしなにか記帳で困ることがあれば簡単なものであれば電話で質問していいと了承をいただきました。

商工会議所も本来個人事業主は1万円の会費を支払わなければならないのですが、こうした個人事業主の相談をする分には特にいつから会員にならないと駄目などはないとの言葉もいただきました。

無料で自身の事業を知っていて、記帳に関して相談できる相談員をゲットできたのです。

もちろんここまで良くしていただいているので、そのうち落ち着けたら入会はしようと思いますが、こうしてなにか困ったら相談できるという窓口を見つけることができました。

商工会議所バンザイ!

基礎的な理解不足を痛感

今まで青色申告のための本、例えばなにが経費になる、ならないなどを述べた本などは読んできました。

そうした情報の真贋や、商品を輸入した際の支出の計上方法、どうやって税金を抑えることができるのかなどを色々お伺いし、今回の相談を通して見えてきたことがあります。

それは青色申告を行う上での基礎的な語彙力、言語力といったらいいでしょうか、そうしたスキルが足りていないということです。

結局聞きかじった知識が正しいかどうかを聞いたとしても、その回答の持つ意味がよくわかっていないと、答えてもらったことが正しいのか、有用なのかも判断できません。

そのため、この基礎理解を重点的にやっていくことが次の課題として定まりました。

投機ねこ
投機ねこ

今回の商工会議所での相談によって無料で青色申告について相談できる「セーフティネット」を確保できたことが最大の収穫でした。一方で、青色申告のために行動レベルでなにをやるか具体的に落とし込むためにも、次の課題として「青色申告のための帳簿の基礎理解」を進める必要があるということがわかりました。

とりあえず次は税理士と無料で相談できる機会が用意できたので、それに向けて課題であった「青色申告のための帳簿の基礎理解」を進めていこうと思います。

以上、投機ねこでした。

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